猫背の種類について

長時間のデスクワークやパソコン・スマホの使用で、自分でも気付かないうちに猫背になってしまっている方が増えているようです。長時間、前かがみでいると脳が姿勢を記憶してしまうため、癖づいてしまうものなのです。猫背にならないためには、普段から正しい姿勢や歩き方を心がけることが大切です。猫背の種類と特徴をご紹介しますので、自分の体の状態を知るための情報としてお役立てください。

首猫背

首猫背とは、首が前の方向に倒れて肩甲骨から背中が丸まっている姿勢のことです。首や肩に負担がかかるのはもちろんのこと、呼吸器系にも負担がかかってしまうので、場合によっては動悸や息苦しさなどを感じることもあります。

腰猫背

腰猫背の原因は、パソコンを使用してデスクワークをしている際の、前のめりになる姿勢だと考えられます。腰猫背になると腰部分が大きく湾曲してしまい、泌尿器系や生殖器系に負担がかかってしまいます。生理痛に悩まされている方もいらっしゃると思いますが、腰猫背は生理痛にも影響するのです。

背中猫背

パソコンに限らず、長時間のデスクワークをこなす日本人に非常に多いのが、この背中猫背です。背中猫背になると、背中の部分が大きく湾曲してしまい、胸焼けや胃痛を引き起こす場合があります。また、寝た時に背中に痛みを感じることも多いようです。

お腹猫背

お腹猫背は女性に多く見られ、「隠れ猫背」とも呼ばれています。その名の通り、お腹だけがぽっこりと出ていて、お腹以外の部分には湾曲などが見られないのが特徴的です。首が痛くなったり、肩がこったりするのに加えて、下半身にだるさを感じるケースも見られるようです。