骨盤がずれることによる弊害について

骨盤は、身体を支える重要な土台です。そのため、骨盤がずれることで身体には様々な影響が及ぶことになります。骨盤がずれることで、身体にどのような影響があるのかをご紹介します。

様々な場所の痛み

骨盤は、頭・肩・首・腕を支える背骨の上半身の土台となるものです。そのため、骨盤がずれてしまうと背骨もずれてしまい、結果的に身体の前後左右のバランスまでもおかしくなってしまいます。そして、その崩れたバランスを修正しようとして、筋肉が収縮します。収縮した筋肉は緊張状態にありますので、こりや痛みへとつながるのです。特に、骨盤に近い腰は大きな影響を受けて辛い腰痛となります。また、肩こりは筋肉が血行障害を起こしている状態でもあります。筋肉が血行障害を起こしていると、脳に必要な酸素や血液などの栄養分を送ることが難しくなりますから、頭痛や目眩を引き起こすこともあるのです。

女性ホルモンのバランス

骨盤は、女性にとって大切な子宮や卵巣を守っている骨でもあります。しかし、その骨盤が歪んでしまうことによって、子宮や卵巣などを圧迫してしまい、結果として女性ホルモンのバランスが乱れてしまうことがあります。また、生理痛に悩まされている方も多いようですが、骨盤がずれることで血流が悪くなってしまうことが大きな原因となっていることが多いのです。